11月のW杯予選の終了を前に、EURO後のフランスの変化を振り返りたいと思います。
まずEUROでの悪い流れを引きずったまま臨んだ9月のW杯予選。フランスはボスニア・ヘルツェゴビナ戦と次のウクライナ戦、共に先制される展開。EUROのハンガリー戦から数えて5試合連続で先制点を許すというフランス代表の歴史においてもなかなか無いであろうよくない記録を作ってしまいました。
その5試合とも決して負けてないのはフランスの底力かもしれません。でも間違いなくチームはEUROの失敗を引きずっていたし、自信を失っていました。
そこでデシャンは去年の親善試合でまさかの敗北を喫した相手であるフィンランドとの試合でフォーメーション変更を決断し、これが功を奏します。
フィンランドはまさにフランスが苦手とする守備的なチームですが、2トップの下でグリーズマンが躍動し、1点目のアウトサイドのおしゃれシュートを含めた2ゴールの大活躍。ベンゼマとのコンビネーションも冴え渡りました。やっぱりグリズーはいわゆるトップ下が1番輝くのかな?期待のテオ・エルナンデスもWBでデビューを果たし期待通り大活躍。スピードを生かしたドリブル突破は圧巻でした。そしてやっぱりラングレがいないので3バックでも充分機能しました(ラングレさんいつもdisってごめんなさい。でも本当に代表レベルの選手じゃないと思う。ごめん)
フランスvsフィンランド、私の選手採点
GK:ロリス 5.5
CB:ヴァラン 5.5
CB:ズマ 5.5
CB:キンペンべ 6.0
(CB:ラングレ -)
RWB :デュボア 6.5
(RWB:ムキエレ 6.0)
CMF:ポグバ 6.5
CMF:ラビオ 5.5
OMF:グリーズマン 8.0 Star of the match
(CMF:チュアメニ -)
CF:マルシアル 5.5
(CF:ベン・イェデル -)
CF:ベンゼマ 7.0
最後の最後で悪い流れを断ち切り、因縁の相手ベルギーとEUROベスト4のスペインor欧州王者イタリアが待つ2020-2021ネーションズリーグ最後の2試合に臨みます...
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